いざ説明しようと思うと難しいよね

 

 

 

最近、コロナワクチンを摂取して死亡したという案件をニュースで観るようになった。

私はそういうのを見る度に「コロナワクチンの副作用で亡くなったのか?」とか「持病と何かの因果関係があったのか?」とか考えてしまうが、単純に「コロナワクチンで人が死んじゃうの!?怖い!!なら打たない!!」と思う人もいる事だろう。

そもそも、コロナワクチンに対する説明が難しすぎるのだと思う。誰だって分からない物は怖い。いきなり「メッセンジャーRNA」だの「キラーT細胞」だの言われても頭にハテナマークがいっぱい出るだろう。そんな不思議なものに不安を抱かない方が珍しいのかもしれない。


実際にNHKあさイチで「コロナワクチンを摂取してから発熱しました。ワクチンを打って周りに感染させるリスクはありますか?」という質問メールが届いており、その後にコロナワクチンについてCG動画付きの比較的分かりやすい説明がされていたのだが、スタジオの華丸大吉先生とマナカナのカナさん(あれマナさんだったか?)は「分かったような分からないような…」と答えていた。

私と旦那は大学で病理学や生理学について学んでいたため(とはいえ管理栄養士の範囲内だから医療系の方々とは比べ物にならないぞ)、「なるほど」と納得できたが、それでもやっぱり難しい単語だらけであんまり触れたくはないなと思う。

でも、私にしろ旦那にしろ、家族から病気の事について聞かれることはけっこうある。だからきっとワクチンについても近々聞かれるんじゃないかなぁーと思っていたりする。


だから、もし「コロナワクチンって打って大丈夫なの?」って聞かれた時に説明できるようにまとめつつ、ブログに残しておこうと思う。

もちろんこれは「ワクチンを打たなきゃダメ!」と強制するものではないので悪しからず。人にはそれぞれ考えってものがあるしね。

 

 

まず、コロナワクチンを打って周りに感染させるリスクはあるかについて、答えは「No」だ。これだけはハッキリ言える。

「ワクチン=身体にメッチャ弱くさせたウイルスを体内に入れてウイルスへの防御力を上げる」というイメージが先行しているからこその発想だし、実際にこれまでのワクチンはそのタイプだったから間違ってない。


でも、コロナワクチンはそもそもそこから違うのだ。

コロナワクチンは「身体にウイルスへの防御力を上げるための設計図を渡す」ものだ、と言えば分かりやすいだろうか…?なんか固い気がするけど…

よくニュースで聞くメッセンジャーRNAというのがこの「設計図」で、「設計図」には「コロナが来た時に攻撃するための武器の作り方」が書いてある。身体の細胞達はこれを読んで「ウイルスに勝てるように頑張るぞー!オー!」と頑張ってくれる。

ただ、慣れない作業を頑張ってやると細胞君たちはダルくなる…人間も同じだよね。慣れない作業は覚えるのもやるのも大変だよね。ダルくなるね。

また、「設計図」をよく分かってなくてツンツン攻撃しちゃう細胞くんもいる。そうだよね、見慣れないものはツンツン触ってみちゃったり拒絶反応出ることあるよね。それが熱だったり酷い人はアレルギー反応になる。

それらが副作用だ。それぞれ反応が違ったり、細胞が「設計図」ってものに慣れるまでに時間がかかる人もいるだろうけど、細胞達が武器を作って身体の防御力を上げるために頑張ってくれている証拠でもある。

(なんか仕事の新人時代を思い出すな……新しい仕事の内容があったりすると半分パニックだったもんな…)

 

それを乗り越えたら身体はコロナに対する防御力がレベルアップ!攻撃されたらやり返せ!となるわけだ。

ちなみにこの「設計図」はとっても不安定で壊れやすくて、人の細胞核の中に入る前に分解されちゃうから人体にも安全だそう。(Twitterで色々デマ情報が流れてるらしいね。知らなかった←)


とはいえ、たとえ防御力が上がってもそれでは防げませんでしたって事はもちろんある。インフルエンザでもワクチンを打ってもかかるという事は割とよくある。(打った方がかかっても楽だ、といわれるけど)

だってどんなに「かたくなる」で防御上げたり、「つるぎのまい」で攻撃上げて立ち向かっても、相手の方が相性的に有利だったりレベルが高かったら倒されちゃうもんね…(ポケモンわからない人ゴメンね)

まぁ、超簡単に言っちゃうと、「コロナワクチンはウイルスを体内に入れてる訳じゃないから感染どうこうの話ではない」という事だ。(超雑だね)

(なんか書いてて「防御力というより攻撃力か?」とか思ったけど結局グルグルして終着してくれなかったから、あまり深く考えないでいただけるとありがたい。つまりパワーアップって事ね!)

 

 

あと、「コロナワクチンは打った方が良いのか」に対する答えは、私は「打った方が良いと思う」と答える。

何故かと言うと、「万が一、コロナで死んでしまったら家族にもう見送ってもらえない。それならまだワクチンの副作用で死んだ方がマシ」という極端かもしれない理由がひとつ。

そしてワクチンを打たなくて自分がコロナになってしまった時に「あの時ワクチンを打っておけば良かったのに」と自分で後悔するのも嫌だし、周りにそれを言われるのも嫌だからだ。


なんか自分勝手な理由ばかり浮かんだから、旦那にも聞いてみた。

 

旦那がコロナウイルスワクチンを家族に勧めたい理由は

コロナウイルス飛沫感染のため、コロナが原因で死んだ場合に火葬でも感染してしまい、家族に見送ってもらえないから。

・感染力が強いため、自分がコロナにかかり、広めてしまったら上記の事が知り合いや身近な人にも起こるかもしれない。それは避けたいから。

・国が厳正な化学実験の元、承認を得たワクチンだから健康被害は少ないであろうという考え。

・国がお金を負担しているから「お金がないから打てない」という言い訳が通用しないから。

との事だった。


それでも「持病があって副作用が怖い」という人はもちろんその意志を尊重すべきだと思う。強制ではないし。

 

「ワクチンを強制にしろ」って人もいるだろうけど、強制にするためには新しく法律を作らなければいけない。法律を作るには、なんか色々手続きして、議員の2/3以上の賛成を得て…うんぬんかんぬん…と、とにかくメチャクチャ時間がかかってしまう。(ごめん苦手分野)

そんな事やってる暇ないし、あの国会の様子を見るに「2/3以上の賛成」なんて得られる気もしない。だから考えるだけムダなんじゃないか…とか思ってしまう。

 


とまぁ、色々書いてきたが、これで家族に分かってもらえるかは分からない。でもこれが私の精一杯だ。

あとはもう、早くワクチンの順番が回ってくることと、コロナの終息を願って、感染予防に日々努めるしかない。