オタクだって上品な女性に憧れる

 

 

 

前回のを読んで、「綺麗事をいいやがってこの女」と思う人もいるかもしれない。

 

いやいる。まず自分が思っている。そりゃ私もイラついた時に舌打ちしたり「クッッッッッソ」ってよく言いますよ。人間だもの。

でもその後ちゃんと「あら失礼」って謝るように心がけてるよ。汚い言葉を言った後に旦那さんにも「お口が汚いよ?もったいない。」って言われるし。

 
口が悪いのはもったいない。どれだけ見た感じの品が良くても、可愛くても、口が悪いとそれだけでどこか残念な気持ちになってしまう。
逆に見た目は勝てなくても言葉遣いや振る舞いを正せば雰囲気とかで「美しい人」度が少なからず上がる。


私は幼少期に男子に囲まれて育ち、言葉遣いが悪いのがカッコいいと思っていたため、まぁ言葉遣いが汚かった。

高校の時は最悪で自分の事を「俺」と言っていた(オタク女子にたまにある奴)。

さすがに20歳になる時に「私」を使うようになった。ちなみに一人称をなおすのは割と大変だったが、たまたま推しの一人である「一ノ瀬トキヤ」の一人称が私だったため、「今、自分は、トキヤなんじゃぁ…」と思いながら使っていたら染み付いた。これが推しパワーである。


「俺」時代を知っている旦那には「自分のことを俺っていうの、勿体ないなって思ってたんだよね。」と未だによく言われる。

何を隠そう、言葉遣いを正そうと思ったのは旦那がキッカケである。

私は「品のある美しい女性になる」を永遠の目標にしており、旦那はそれを無自覚でサポートしてくれている。無自覚でサポートとはどういうことかと言うと、とにかく褒めてくれるのだ。

とはいえ、最初は全然褒めてくれなかった。彼は大学生の頃から女の子の髪型やメイクの変化に割と細やかに気づく方だったのだが、それを言わない人だったのだ。

理由は「恥ずかしいし気持ち悪がられそうだから」だった。確かに気持ちは分かる。でも私からすると「なんてもったいない!!そんなに良い目を持っているのに!!」だった。


もしこれを読んでいる男性がいたら覚えておいてほしいのだが、女性は褒められれば美しくなる。

というか、これは人間ならば男女関係ないかもしれない。褒められた事ってスゴい覚えてるでしょ?

私も彼に褒められた時のメイクをスゴく覚えているし、未だに記念日には褒められたコスメを使うようにしている。旦那は薄めのメイクが好きだから私からすると物足りなさがあるのだが、褒められれば多少自分の気に食わん自分も好きになれるのだ。


話がそれたが、そんな旦那に珍しく言葉遣いを褒められた事があった。

私はたまに冗談交じりに「〇〇ですわ」とお嬢言葉を使うことがあるのだが、それが旦那的にはヒットだったらしく、スゴく褒められた。正直メチャクチャ嬉しかった。それから「汚い言葉を使わないように心がけよう」と思った。

ツイッターや日記は別件だけどな!!m9(^Д^)プギャー)


あと、言葉遣いの他に話すスピードも大切なのだと最近になって気づいた。

これも旦那からの一言、「仕事辞めてから話すのがゆっくりになったよね。」で気づいた。
この時は結構ショックで、ホントに早口で言葉遣い悪いのが下品だったんだなって思ったな。街中の若い子の会話とかが聴こえて「騒音ですな?」って思うのも多分これなんだよね。


あと、私のツイッターのフォロワーは歳下の子も結構多く、10代の子とタメ口で話すことも多い。

(私はフォロー後にリプを貰うと即座に「呼びタメ大歓迎です」というタイプのオタクの為タメ口で話す子が多いのです)


タイムラインを見ていると、やっぱり10代の子には10代の子の文章のテンションがある訳で、「若さ」を感じる。それはそれである意味、趣があるため否定はしないのだが、その「若さ」を20代後半以降も使い続けると、人によっては「イタさ」に変わる。
美しさは年相応に沿っていく事でも生まれると思っている。


とはいえ、気をつけていきたい……オタクトークになるとオタク特有の早口になってしまうんだ…だってオタクだもの…。


でも、「どれだけ公式が良くてもファンがクソなら公式までクソに見えてくる」ってのを何回も体験してきたからこそ、自分のなりふりには気をつけたいんだよ……なにか公式が炎上案件を出してきた時にも、そりゃ公式が悪いな?ってのは指摘していくべきだけど、それに変に群がって勝手に沸くような人にはなりたくない。一旦深呼吸しよう。