いざ説明しようと思うと難しいよね

 

 

 

最近、コロナワクチンを摂取して死亡したという案件をニュースで観るようになった。

私はそういうのを見る度に「コロナワクチンの副作用で亡くなったのか?」とか「持病と何かの因果関係があったのか?」とか考えてしまうが、単純に「コロナワクチンで人が死んじゃうの!?怖い!!なら打たない!!」と思う人もいる事だろう。

そもそも、コロナワクチンに対する説明が難しすぎるのだと思う。誰だって分からない物は怖い。いきなり「メッセンジャーRNA」だの「キラーT細胞」だの言われても頭にハテナマークがいっぱい出るだろう。そんな不思議なものに不安を抱かない方が珍しいのかもしれない。


実際にNHKあさイチで「コロナワクチンを摂取してから発熱しました。ワクチンを打って周りに感染させるリスクはありますか?」という質問メールが届いており、その後にコロナワクチンについてCG動画付きの比較的分かりやすい説明がされていたのだが、スタジオの華丸大吉先生とマナカナのカナさん(あれマナさんだったか?)は「分かったような分からないような…」と答えていた。

私と旦那は大学で病理学や生理学について学んでいたため(とはいえ管理栄養士の範囲内だから医療系の方々とは比べ物にならないぞ)、「なるほど」と納得できたが、それでもやっぱり難しい単語だらけであんまり触れたくはないなと思う。

でも、私にしろ旦那にしろ、家族から病気の事について聞かれることはけっこうある。だからきっとワクチンについても近々聞かれるんじゃないかなぁーと思っていたりする。


だから、もし「コロナワクチンって打って大丈夫なの?」って聞かれた時に説明できるようにまとめつつ、ブログに残しておこうと思う。

もちろんこれは「ワクチンを打たなきゃダメ!」と強制するものではないので悪しからず。人にはそれぞれ考えってものがあるしね。

 

 

まず、コロナワクチンを打って周りに感染させるリスクはあるかについて、答えは「No」だ。これだけはハッキリ言える。

「ワクチン=身体にメッチャ弱くさせたウイルスを体内に入れてウイルスへの防御力を上げる」というイメージが先行しているからこその発想だし、実際にこれまでのワクチンはそのタイプだったから間違ってない。


でも、コロナワクチンはそもそもそこから違うのだ。

コロナワクチンは「身体にウイルスへの防御力を上げるための設計図を渡す」ものだ、と言えば分かりやすいだろうか…?なんか固い気がするけど…

よくニュースで聞くメッセンジャーRNAというのがこの「設計図」で、「設計図」には「コロナが来た時に攻撃するための武器の作り方」が書いてある。身体の細胞達はこれを読んで「ウイルスに勝てるように頑張るぞー!オー!」と頑張ってくれる。

ただ、慣れない作業を頑張ってやると細胞君たちはダルくなる…人間も同じだよね。慣れない作業は覚えるのもやるのも大変だよね。ダルくなるね。

また、「設計図」をよく分かってなくてツンツン攻撃しちゃう細胞くんもいる。そうだよね、見慣れないものはツンツン触ってみちゃったり拒絶反応出ることあるよね。それが熱だったり酷い人はアレルギー反応になる。

それらが副作用だ。それぞれ反応が違ったり、細胞が「設計図」ってものに慣れるまでに時間がかかる人もいるだろうけど、細胞達が武器を作って身体の防御力を上げるために頑張ってくれている証拠でもある。

(なんか仕事の新人時代を思い出すな……新しい仕事の内容があったりすると半分パニックだったもんな…)

 

それを乗り越えたら身体はコロナに対する防御力がレベルアップ!攻撃されたらやり返せ!となるわけだ。

ちなみにこの「設計図」はとっても不安定で壊れやすくて、人の細胞核の中に入る前に分解されちゃうから人体にも安全だそう。(Twitterで色々デマ情報が流れてるらしいね。知らなかった←)


とはいえ、たとえ防御力が上がってもそれでは防げませんでしたって事はもちろんある。インフルエンザでもワクチンを打ってもかかるという事は割とよくある。(打った方がかかっても楽だ、といわれるけど)

だってどんなに「かたくなる」で防御上げたり、「つるぎのまい」で攻撃上げて立ち向かっても、相手の方が相性的に有利だったりレベルが高かったら倒されちゃうもんね…(ポケモンわからない人ゴメンね)

まぁ、超簡単に言っちゃうと、「コロナワクチンはウイルスを体内に入れてる訳じゃないから感染どうこうの話ではない」という事だ。(超雑だね)

(なんか書いてて「防御力というより攻撃力か?」とか思ったけど結局グルグルして終着してくれなかったから、あまり深く考えないでいただけるとありがたい。つまりパワーアップって事ね!)

 

 

あと、「コロナワクチンは打った方が良いのか」に対する答えは、私は「打った方が良いと思う」と答える。

何故かと言うと、「万が一、コロナで死んでしまったら家族にもう見送ってもらえない。それならまだワクチンの副作用で死んだ方がマシ」という極端かもしれない理由がひとつ。

そしてワクチンを打たなくて自分がコロナになってしまった時に「あの時ワクチンを打っておけば良かったのに」と自分で後悔するのも嫌だし、周りにそれを言われるのも嫌だからだ。


なんか自分勝手な理由ばかり浮かんだから、旦那にも聞いてみた。

 

旦那がコロナウイルスワクチンを家族に勧めたい理由は

コロナウイルス飛沫感染のため、コロナが原因で死んだ場合に火葬でも感染してしまい、家族に見送ってもらえないから。

・感染力が強いため、自分がコロナにかかり、広めてしまったら上記の事が知り合いや身近な人にも起こるかもしれない。それは避けたいから。

・国が厳正な化学実験の元、承認を得たワクチンだから健康被害は少ないであろうという考え。

・国がお金を負担しているから「お金がないから打てない」という言い訳が通用しないから。

との事だった。


それでも「持病があって副作用が怖い」という人はもちろんその意志を尊重すべきだと思う。強制ではないし。

 

「ワクチンを強制にしろ」って人もいるだろうけど、強制にするためには新しく法律を作らなければいけない。法律を作るには、なんか色々手続きして、議員の2/3以上の賛成を得て…うんぬんかんぬん…と、とにかくメチャクチャ時間がかかってしまう。(ごめん苦手分野)

そんな事やってる暇ないし、あの国会の様子を見るに「2/3以上の賛成」なんて得られる気もしない。だから考えるだけムダなんじゃないか…とか思ってしまう。

 


とまぁ、色々書いてきたが、これで家族に分かってもらえるかは分からない。でもこれが私の精一杯だ。

あとはもう、早くワクチンの順番が回ってくることと、コロナの終息を願って、感染予防に日々努めるしかない。

 

 

 

 

家事の手間って沢山あるよね

 

 

 

4月から大好きな「家事ヤロウ!!!」がゴールデンになって喜んでいる私です。

「ゴールデンに上がって番宣の芸能人が沢山出てくるんじゃないの?つまらなくならない?」と勝手に不安になったが、メイン3人が深夜と変わらぬ「ゆるい&ひねくれ」テンションだったため、メチャクチャ安心した。

あの番組にはお世話になっているから、これからもあのテンションのまま続いてほしいと切に願っている。

 

さて、それはさておき、1週間ほど前に我が家に「ヘルシオ」がやってきた。そう、あの高級オーブンレンジのヘルシオだ。

 

最近、旦那が「家事効率化」についての本をたくさん読んでいて、そこで出てきたのがヘルシオだった。(「勝間式○○」みたいなのは3冊近く読んでいた)

それで「ヘルシオがあればますますご飯が美味しくて楽になる!これは価値ある投資だ!」となり、旦那は自分への誕生日プレゼントにヘルシオを買ったのだ。

(一応言っておくと、型落ちの中古品?だったため5万円代だった。しかも中古品と言いつつほぼ新品。)

 

大量調理をやっていた私にとっては「スチコン(スチームコンベクションオーブン)が我が家にやってきた!!」といった感じで、普通のレンジ機能はもちろん、焼き調理・蒸し調理が手軽に出来てしまうトンデモ家電が我が家にあるのが信じられなかった。

 

まず届いた初日にトーストを焼いてみた。オーブンで焼くのとどちらが美味いのかも比較した。

驚愕だった。焼く時間は圧倒的にヘルシオの方が時間がかかるものの、外はカリッと中はモッチリの「専門店で食べるパン」になっていたのだ。ただの超熟が。夫婦で「なんだこりゃ!?」と感動した。

 

そして、料理好き&職業病で旦那は気合いが入り、色々な食べ物がヘルシオで作れるかを日々研究している。

 

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まず茶碗蒸し。馬鹿みたいに美味い。チェーンの回転寿司屋の茶碗蒸しレベル。

 

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ハンバーグ。まさに大量調理で作ったあのハンバーグだった。フライパンに比べてとても柔らかく仕上がる。裏返す手間もいらないし焦げる心配もないからとても楽。

 

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温泉卵。もう温泉卵買わなくていいや〜。節約できる。

 

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ビビンバ風。家でビビンバが食える。すげぇ。石焼きビビンバに恋しくならない限りは外食で韓国料理はもう食べないかもしれない。

 

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ナスの揚げ浸し。ヘルシオは揚げ物も出来る。以前、唐揚げも作ったが予想以上に美味しかった。

(揚げ物はやっぱり油で揚げたほうが美味いなとは思うが、旦那がダイエット中だし私も虚弱な胃腸だからしばらくはヘルシオ調理になりそう)

 

といった感じだ。たしかに「楽になるし美味い」である。値段が張るだけの事はある。

 

 

話は変わるが、うちの旦那に限らず、「家事の手間を減らす!」というのは世間的にますます増えてきている気がする。(まぁ旦那が考える、というのはレアだと思うけど)

テレビ番組やTwitterで「コンビニのホットスナック・お惣菜にひと手間でメチャクチャ美味しい!」みたいなのを本当によく見るし、実際にそれでコンビニ業界が盛り上がっているのもきっと、そういうのが関係してるんじゃないかな?と思う。

 

私はテレビを見ながら「ひと手間なんて加えずにそのまま出せば良いのに」と言ってしまったのだが、隣で旦那が「そのまま出すのは罪悪感になるからダメなんだって」と教えてくれた。さすがに家事効率化本をたくさん読んでいるだけあって主婦の心を知っている。

たしかに、毎日余裕をもって料理ができるなんて主婦は少ないかもしれない。もともと料理が苦手だって人だってきっといる。でも毎日既製品だと「『また既製品だ』って思われそう」とか「私はなんてダメな妻・母なんだ」と思うだろう。

だからクックドゥみたいな「キャベツがあれば出来る!」的な○○の素がロングセラーになっているのだし、「コンビニの商品にひと手間!」というのが流行っているのかもしれない。

 

あと前にTwitterで「コンビニの既製品をそのまま食卓に出すような食事に『いただきます』だなんて言いたくない」と夫に言われた女性のツイートがバズっていた気がする。そういう事を思われたくないからひと手間加えてる、なんてのもあるのかもしれない。

(私はそのツイートを見て「何に『いただきます』って言ってるのかも知らないやつにご飯なんか出すな。小学生からやり直せ。」とか「そんな事いうぐらいなら自分で作れや」とかメチャクチャ怒ってしまったが、きっと同じように思っている人がいると信じている。)

 

外食が減っている今、家ご飯がどのように進化していくのか……波に乗り遅れないように「まとめサイト番組」の「家事ヤロウ!!!」をこれからも見ていこうと思う(笑)

 

(ちなみに旦那が「家事効率」について考えているのは、私が家事をしないとかそういう訳でなく、「家事に時間を取られるのがもったいない。その時間を短縮できれば、2人でゲームしたり、ほっこり話したりする時間が増えるでしょ?」という事でして……良い旦那だなぁとヒシヒシ感じています)

 

 

 

得意料理ってなんだろう

 

 

 

 

前の職場で4年近く大量調理をしていたため、ありがたい事にけっこう色々な料理ができるようになった。

それでも、「得意料理ってなに?」って聞かれると困ってしまう。家で作るのと大量調理だと訳が違うし。

 

大量調理だったら

「煮物だったら煮てる間に他の調理が出来るから炒め物より好き」

「漬け焼きだと指定のレシピの漬けダレに漬けてあるのを鉄板に並べてスチコンで焼くだけだから楽」

「塩昆布和えだったら塩昆布で和えて足りないと思ったら醤油を少し入れるだけだから楽」

とか思うのだが、それは得意というより業務上の都合だ。「主菜が大変でも副菜が楽ならこなせるか」というものだ。

(もちろん、その知識たちは家の料理で「美味いお手軽メニュー」として重宝しまくっているが)

 

家の料理で得意料理というと本当に浮かばない。ただ、だからといって料理は苦手ではない。むしろ苦手だったら調理の仕事4年もやってないだろうし、そんな事言ったら教えてくれた調理師・管理栄養士さんに失礼だ。

かといって、「料理が上手い」とも誇って言えない。まぁぶっちゃけ「店ならではのラーメンなど家で作れないもの以外は、自分で作る方が自分好みの味にできるから食費節約できるし美味い」とは思うが、もっと美味い料理を安定して作る人がザラにいたから。そりゃもちろんベテランさんと就職するまで野菜炒めとか炒り卵とかしか作ってなかった私では料理を作ってきた回数が違うし実力差があって当たり前だ。

それでも「自分料理上手いから」と思って「うわ今日の料理微妙だ」と思うより「料理は適度にできる」と思って「今日の料理メッチャ上手くできた!!天才かもしれん!!」と思った方がショックが少ないし料理を作った自分を褒めれる。やっぱり頑張ったからには自分で自分を褒めたい。

 

あと、唐揚げとかは美味しく作れる自信があるが、それはネットで調べていくつかのレシピを試して「これが1番美味い!」と思ったレシピを「我が家の味」としただけで「私の得意料理」ではない。

私の「母の味」は焼きうどんなのだが、うちの母の焼きうどんには酢が入る。ベースの味は顆粒本だしや麺つゆなのだが、最後に少しだけ酢が入るのだ。これが何故かさっぱりしてメチャクチャ美味しい。昔から当たり前のようにこの焼きうどんを食べていて大好きだった私は今でも「酢の入ってない焼きうどんは物足りない」と思ってしまう。そして母の焼きうどんを食べると「やっぱりこれだわ」と安心するのだ。これこそ「得意料理」というものだと思う。

 

自分の得意料理があまりにも分からないから旦那に聞いてみた。そしたら「卵でとじる系うまいよね。親子丼とか。あとスープも好き。それからやっぱりハンバーグかな!あれはビックリした!」と言われた。

 

ハンバーグ。それは私が卵焼きと同等に「苦手な料理」の1つだった。

 

私は不器用のため、まずハンバーグが綺麗な楕円形にできない。そして同じぐらいの量を取るということも苦手だから大きさがまばらになってしまう。これが職場では致命的だった。

大きさがまばらだと不平等だし、人数分あるはずだったのに足りなかったりメチャクチャ余ってしまったりした。そして他人に提供するのだから形は綺麗な方が良い。そんなだから私は「施設でハンバーグが一番ヘタな調理員」で有名だった。

旦那にも恋人時代から親子丼とか色々な料理を振る舞ってきたが、ハンバーグだけは絶対に作らなかった。作りたいとも思わなかった。そもそもハンバーグって面倒臭いのに、わざわざ「ヘタ」と呼ばれるような物を作りたくない。それなら他の「最低限でも美味しいもの」を作った方がよっぽど良い。

 

だが、ちょうど2週間ほど前、なんとなく料理へのヤル気が出て冷蔵庫を覗いたら、挽き肉と豆腐があり「せっかくだし豆腐ハンバーグでも作ってみっか」と思ったのだ。今思うと麻婆豆腐でも全然よかったのに。そして施設で教わった「和風豆腐ハンバーグ」を思い出しながら作っていった。

 

豆腐は水を切って軽く重しをのせておく。みじん切りにした玉ねぎを炒めて粗熱をとってる間に挽き肉に塩胡椒ふってコネコネ。挽き肉に粘りが出てきたら豆腐を手で軽く絞りながら入れて、玉ねぎも投入。ここで隠し味に液体みそをほんのちょっと入れる(白みそでもOK)。ちなみに千切りにした大葉を入れるとさらに美味い。

豆腐ハンバーグは焼いても形があまり変わらないから軽く空気抜いて形作って窪みは作らずに油を敷いたフライパンにのせる。あとは火をつけて酒振ってフタをして蒸し焼き。5分近く焼いたら裏返してもう5分。

ハンバーグを焼いてる間に上にかける餡を作る。千切りにした玉ねぎと水をフライパンに入れ火にかける。沸いたら麺つゆを入れて味見して砂糖・醤油・みりんを好みの濃さになるまで適宜入れる。玉ねぎに火が通ったら1回火を消す。多分この頃にハンバーグが焼けてるからハンバーグから出た肉汁&油を餡に入れる。水溶き片栗粉をまわし入れてよく混ぜ、弱火にかけてとろみが付けば完成。

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そんな感じで出来たのがこれだ。まぁ見た目は前述の通り良くない。

餡の具材はエノキとかキノコ系でもいいし、そもそも餡作るのめんどくさかったらポン酢で食べてもいい。おろしポン酢とか最高。

 

(ちなみに元職場は調味料の分量が漬け焼きのタレとか以外は決められていなくて、使う調味料だけを上司から教えてもらってあとは「舌で覚えろ」というやり方だったため、調味料を測るということをあまりしない。故に他人に教えるのが難しい)

 

 

何も言わずに作っていたため、出来上がった豆腐ハンバーグを見た旦那は「わぁー!!ハンバーグだ!!しかも餡がかかってる!!うちでハンバーグが食べれるなんて!!」と子供のように喜んだ。そして一口食べて「美味い!!楽園だ!!」とバクバク食べてくれた。そして「毎週食べたい!」とまで言ってきた。

まさか自分の苦手料理でこんなに喜んでくれるとは。と私は衝撃だった。たしかに味は美味しかったけど、どうしても「ヘタだ」というのが頭を付きまとっていたから。

でも、自分の大切な人に喜んで貰えるならそれが1番か。なら得意料理で……良いのか?(施設のレシピだけど)

少なくとも「苦手料理」では無くなった。(これから先に大量調理の仕事につかない限りは)

 

これで私の苦手料理はいよいよ「卵焼き」になったが、旦那に「我が家はかに玉(永谷園の)をしょっちゅう食べるから作る必要ないし、そもそも作ったところで卵焼き論争が始まると思うからやっぱり作らなくていいよ。」と言われたので、克服する日が来るのかは分からない。

 

 

 

連絡を取るのが嫌になる時ってあるよね

 

 

 

どんなに仲のいい相手でも、「1日何回もメッセージを送り合う苦痛になる」というタイミングがあって、Twitterだったら「いいね」で終わらせるor返信を返さなかったり、LINEだったら既読スルーする事が結構ある。

 

決して人と会話するのが嫌いではない。決して相手の事が「嫌い」とか「めんどくさい」って事じゃない。

なのに、とてつもなく嫌になるのだ。これは旦那にも言えることで、恋人の頃から「毎日連絡取り合うのとかムリだから連絡がなくても心配しないでね。」と友人の頃からあらかじめ言ってあった。

(今では逆にしょうもない事でLINE送ると「何事かとビックリした」と言われる)

 

多分、「私がそういう性格なのだな」とは思うけど、世の中には連絡した相手から返事が来ないととてつもない不安にかられる人の方が多いと思う。(ほとんどか?)

だから、「返さなきゃ」という思いと「なぜそんな事をしなくては」というワガママが脳内で喧嘩する。そういう自分にも嫌気がさす。

 

特に最近、仲良くしてくれる子が割と頻繁に連絡をとるタイプなのか、「1つ会話が終わったなぁ」と安心すると、また別の会話が始まる。

とても社交的で、普段の会話だったらとても楽しいし尊敬できるのだけれど、それが「苦痛タイミング」にドンピシャでくると地獄だ。

「きっと口頭で離したら数十秒で終わる会話だろうに、なんで文字にするとこんなにこまめにメッセージを送り合わなきゃいけないんだ。時間と労力の無駄じゃないか。」とか考えてしまう。

 

どうしようもなくて、旦那に相談したら「仲良くしてくれてるのなら正直に言えばいいじゃない。」と言われた。

それを聞いた瞬間に「言ったら言ったでなんか思われそうで面倒臭い」と思ってしまった私のなんと愚かなことか。だから知り合いが多い割に友達少ないんだな。(友達が少ないことに別に寂しさは感じないけど)

まぁ、実際はどうしたかと言うと、やんわりと伝えました。そしたら普通に「そういう時あるよね!」と返された。「え!?貴方みたいな人にもあるんかい!?」と驚いた。

てっきり「毎日LINEしないと不安!」ってタイプだと思ってたのに、こんな人にもあるのか…。

なら、元々「1人の時間がないと無理。病む。」ってタイプの私があるのは当たり前か。

 

そういえば、職場の人に「スマホよく見てるから返信早いと思ったけど意外と遅いよね」と、皮肉混じりに言われたこともある。

からしたら「返信うつの嫌すぎる」「スマホ触っててもゲームかTwitterだからな」「そもそも仕事の話を勤務時間外にするなや」という感じだから、その言葉によくイラついていた。

でも、旦那にそれを話した時に「そんなにスマホを触らない人からしたら『スマホ=連絡手段』だと思うんじゃない?それ言ってくる人、スマホ苦手な人多くなかった?」と言われた。

うーん、確かにそうだった。疎い人ばっかだった。私がスマホを触らない人たちの発想が分からなかったのと同様に、スマホを触らない人たちに私の発想は分からないのだろう。なら「返信が早い」と思われてもしょうがなかったのかもしれない。

スマホがもし連絡手段だけの物だったら、私は全然スマホに触らない人生を送っていただろう。スマホを視界にも入れたくないって日も何回も何回もあったかもしれない。

 

少し話が変わるが、

私は昔から「前世でよっぽど嫌なことがあったのか?」ってくらい電話が嫌いだ。携帯でも固定電話でもよっぽど知ってる番号じゃないと出ないし、知ってる番号でも着信音がなっただけで凄まじいストレスに駆られる。

昔は母さんに「なんで電話出てくれないの」と怒られたことも何回もあった。それでも、出るまでに勇気がメチャクチャいるのだ。受話器を握るのが怖い。出たところで相手の要件や名前を一発で聞き取れる自信が無い。いやだ。いやすぎる。

 

最近になって私みたいな「電話恐怖症」の人がけっこういる事を知って安心したが、克服する方法はないのだろうか。

それこそ事務職の人とか地獄じゃないか?オフィスだと電話がしょっちゅう鳴るし、手が空いていたら電話に出なきゃいけない。内線を繋がなきゃいけないかもしれない。怖すぎるでしょ。私も前の職場で電話がなる度にビックリして、考えてた事がぶっ飛ぶ事もよくあった。絶対に事務職だけは嫌だ。金輪際やりたくない。

 

こんな私でも結婚できたし、友達は少数だけどいるから、本当にありがたいと思う。

 

でも、なんとかならんものかなぁ…と、今日も大事なペットのマリモを見ながら考えるのだ。

 

 

 

 

「スマホ脳」を読んだ

 

 

 

今、久々に普通の人間らしい生活をしているなと思っている。

 

朝4時に起きなくても良い、朝ご飯をちゃんと食べる時間がある、12時や13時に昼ご飯が食べられる、だいたい19時に夜ご飯を食べれる。

これは去年にはありえない生活だった。早番と遅番があったし通勤時間が片道1時間以上かかっていたから、4時前後に起床して車の中でおにぎりを食べながら通勤したり、遅番は昼ご飯が14:30頃になる事があったり、19時なんてまだ普通に職場で働いていた。

当時にはそれが当たり前だったからやってこれたけど、あの状況にまた戻りたいかと問われると「よっぽど生活に困らない限りは嫌だ」と答える。

それぐらい、今の生活リズムが愛おしいし、身体的にも精神的にも楽な気がする。

 

あと、まだ始めて数日だがスマホから離れる努力をしている。

ある日、アンデシュ・ハンセンさんの著書、「スマホ脳」を旦那に渡された。「奥さんに是非とも読んでほしい」とも言われた。

それを渡されてから放置していたのだが、つい先日読む気が起きて読んでみた。そして、まず読み終わる前に「圧倒的に昔よりも本を読むスピードが遅くなっている自分」に衝撃を受けた。

 

元々本や文を読むのが好きだから本を読むのなんて苦じゃなかったはずなのに、「スマホ脳」を読んでいる間に何回も何回も飽きてしまって別の事をしていた。それこそスマホを弄ることもあった。「スマホにより集中力が落ちる」なんて内容を読んでいるのにも関わらずスマホを無意識に手に取ってしまう自分の愚かさに苦笑した。

そんなこんなで2日かけて読み終わり、「これはマズい」と単純に思った。「水瓶座の人はデジタルと相性がいい」なんてのを本で読んだが、今の私は「デジタルを利用している」のではなく「デジタルに利用されている」状況と言っても過言じゃない。

集中力が落ちている自覚も、我慢が昔よりも出来なくなっている自覚も、SNSを見て眉間に皺を寄せる事が多い自覚もあるんだ。これはごまかせないだろう。

 

だから、とりあえず一番依存度が高いTwitterを1日1時間しか見れないようにスクリーンタイムで制限をした。私のネットにおけるストレスの元凶の一番の大元はここなのは確実だったから。

(とはいえ、Twitterが追えないと推しやゲームの情報も追えなくなるから1時間は許してほしい)

 

そしたら、不思議とそれだけで1日が有意義に過ごせた気がした。Twitterを弄って30分経ったのと、アニメや本を読んで30分経ったのだと、後者の方が圧倒的に満足感があった。

SNSをボーッと見てるのは無駄な時間だとは思っていたけどやっぱり無駄だったし、それでも見てしまうSNSってやべぇな、マジで薬物に近い」と思った。

 

それから、寝室にスマホを持っていかないようにした。アラームで必要だったから持っていくようにしていたのだが、やっぱりあると触る。そして「スマホ脳」で「スマホに触らなくても近くにあるだけで睡眠を妨げる」と書いてあったため、これを機に目覚まし時計を買ってスマホはリビングに置きっぱなしにすることにした。

(ちなみに目覚まし時計は、声を録音してアラーム音に出来る物が楽天で売っていたためそれを購入し、推しのおはようボイスを録音した。「好きな人の声をアラーム音にすると目覚めがよくなる」というデータを活用した痛いオタクである)

だが、実際にメチャクチャよく眠れたのだ。久々に「あ、寝たわ」って心の底から思ったし、アラームかけないと10時くらいまで余裕で寝てたのに、6時くらいに1回なんとなく意識が浮上するようになった。

なんとなく、スマホを持っていなかった頃の自分に少し戻れた気がした。

 

 

また、「スマホ脳」には「人間がなぜ悪い噂が好きなのか」についても書いてあって、とても興味深かった。(気になる人は是非本を読んでくれ)

 

このブログもそうなのだが、注目されている記事のベスト3が全部「悪い内容」のものだ(笑)

私が初めてフォロワーをブロックした話・UOグルグルでTwitterがプチ炎上した話・昔の職場の天敵のBBAの話。どれも私にとっては「悪い思い出」だし、今その記事を読むと「内容グチャグチャだし情緒不安でヤバいし、自分のこと擁護しすぎじゃない?こいつ頭おかしいんじゃねぇの?」と思う。

実際に読んだ人の中にもそう思ってる人がいるだろう。そもそも「ただの独り言」がこんなに読まれてるのも、Twitterとかで「こんなバカな事を言ってる奴がいるぞwww」って晒した人がいるからなんじゃないか?とか思ってる。(まぁ煮るなり焼くなり好きにしろと言ったのはこっちだし、超どうでもいいが)

 

でも、別にそれを調べたりしないし、あの記事たちを消そうとも思わない。だって所詮私の「○○かもしれない」だし、実際そうだとしても己が傷つくだけだ。私はそんなにドMじゃない。そんな事に時間を裂くならアニメ1本見るなり本を読んだりする方が何倍も増し。

そして記事もあんな文章が知らない人の目に触れているのクッソ恥ずかしいけど、それでも過去の自分が恥を晒しながら必死に書いた文章なんだ。それを消したら可哀想だろう。だから消さない。愚かだよね。知ってる。

 

そして、多分これからもこのブログはたまに更新するんだと思う。私のおツムは小さくて、どこかに考えを残さないと消えてしまうから。私は今のこの考えを未来の自分に残したいから。他人のためじゃない。自分のためだ。そのための独り言。

 

「このブログを書いてる奴、性格悪いな」って思われる事もあるかもしれない。自分でもそう思う。

でも一言言わせてほしいのは、「実生活で言えないことをここで書いている」って事だ。実生活でこのブログに書いてるようなこと言ったらヤバいでしょ?

「ビビりだ」とか「匿名だからっていう逃げだ」って脳内の自分が嘲笑ってくるけど、だって現実世界で平穏に生きたいもの。色んな人と笑顔で話がしたいもの。こんなチクチクした事ばかり言ってる奴と笑顔で話したくないでしょ?だから言わないの。

 

 

だいぶ話がそれたが、いつか「デジタルを利用する」人間になれるように、このスマホ脳を少しでも改善していきたいと思う。そんな夜だった。

 

 

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年度末に推しについて語ってみる

 

(色々感情が溢れて書き終わるのに2週間近くかかってしまった)

 

推しの誕生日に冠番組で生放送で祝えるなんて、1年前には考えもしなかった。

だから本当に嬉しくて嬉しくてたまらなかった。ありがとうございました世界。

 

というわけで、「渡辺紘のカジュアルトークラウンジ ~バースデーパーティー」昼の部も夜の部も拝見しました。

 

昼の部ではアイドルマスターSideMで共演している深町寿成さんと山谷祥生さんがゲストで、まぁMのラジオとかライブのトークシーンを観てる人なら分かると思うが、色々と「不思議なメンバー」だった。

深町さんは「野上翔渡辺紘・深町寿成のドコ行く?」で共演しているし、カジュラジの初回放送のゲストでもあったから想像出来たけど、まさかやまやんとは!!ビックリだった!!

(ちなみに私は最初、「SideMに山谷祥生が演じる双子がいる」という情報をフォロワーにもらってそこからSideM沼にハマっている人間のため、まさに夢の共演だった)

それぞれ考え方が人と少し違う個性的なメンツだったから見ていて面白かったし、3人の「これからどういう声優になっていきたいか」みたいな真面目な話も聞けたからとてもとても良かったです。あと、やまやんが言ってた「ひろひろをコーデする」企画はマジでやって欲しいし、その後にその服装で深町さんと蕎麦食べに行くのもやってほしい(笑) 
 

https://twitter.com/casuradi/status/1373169502251225089?s=21

 

夜の部では、アイドルマスターSideMで共演している高塚智人さんと堀江瞬くんがゲストでした。SideMで「Beit」として同じグループをやっているたかぴ&ホリエルだったから、もうとにかく仲が良くてワチャワチャしてましたねwwwまるで友人の家に遊びに来た男子高校生のようww

とはいえ、ホリエルはひろひろの直属の後輩なので、暴れつつもひろひろに飲み物を注いだり食べ物を出したりと「後輩」していてとても可愛かった。

たかぴも以前、「ラーメン男子」で「悩み事はひろひろに話すことが多い」と言っていたから、またこうして話が聞けるのがとても楽しみだった!(本人たち忘れてたけど)実際に、たかぴがひろひろの事尊敬してるんだなぁっていうのが伝わってきて良きでした。

 

https://twitter.com/casuradi/status/1373232203153301506?s=21

 

ゲストによって番組の雰囲気が変わるのがカジュラジの特徴だけど、今回はそれが本当に分かりやすくて、ふんわりしつつしっかりした雰囲気だった昼の部とは打って変わって、夜の部は賑やかで男子学生の部屋のような雰囲気になったから本当に「この番組スゴいな」と思いました(笑)

あ、あとホリエルまたはたかぴ目当てで見ていたのであろうリスナーさんが「ひろひろの事そんなに知らずに見てたけど好きになりそう…」とコメントしていて、「そうでしょうそうでしょう?いらっしゃい?」と思いました。(実際に「ひろひろは良いぞ」コメントがけっこうあって、皆考えることは一緒だなぁと思った)

 

 

さて、私が今、一番好きな声優がさっきから言っている「ひろひろ」こと渡辺紘さんなのだが、自分でもこんなにハマると思っていなくてビックリしている。内山昂輝以上に好きになる声優はいないかと思っていた。

 

出会いはアイドルマスターSideMだった。2015年12月、当時私はあんさんぶるスターズにメチャクチャハマっていた。2winkという双子ユニットの共依存感が最高すぎて狂うほど好きだった。そんな私にフォロワーが「SideMにも共依存が良い双子いるよ。しかも片方は山谷祥生。」とダイマしてきたのだ。

その前からSideMは広告でよく出てきていて「Free!の橘真琴に似てる人がいる」と気になってはいたし、そこに「共依存双子」「山谷祥生」という巨大ワードが出てきたため、「落ち着いたら始めよう」と思った。

 

そして2016年1月3日。ついに私は「アイドルマスターSideM」を始めたのだ。そして、榊夏来に出会ったのだ。最初の印象は「クール系のベース」。私はバンド系なら8割ぐらいの確率でベースを好きになるため、「おっ、顔は好みだしこれは好きかも」とマークしていた。そしてボイスが付いているアイドルだったためボイスを再生した。

 

衝撃だった。脳に電撃が走ったかのようだった。

「何この美青年…声可愛いし、三点リーダにまで感情がある!?好き!!」

と即落ちだった。すぐにボイスが誰なのかを調べてまたもや衝撃を受けた。だいたいの男性声優は把握していたのだが、まったく知らない声優だったからだ。そして慌てて「渡辺紘」を調べた。

 

そして、調べても知っているキャラがいなくてまた呆然とした。「こんな素晴らしい声優さんを知らなかったなんて!」と凄まじい後悔に襲われた。

それからSideMのラジオを聴いたりニコ生を観たりして「榊夏来役渡辺紘こと、ひろひろだよ〜!」のキャラとのギャップにやられ、さらにHigh×Jorkerのお渡し会レポでの数々の珍発言を見て、「ひろひろメッチャ面白い人だな?!」と完全に渡辺紘その人にハマってしまった。

(私が好きなのは「使ってる歯磨き粉なんですか?」という質問に対して「えっと、あれ、あれ、デントヘルス…違うこれ入れ歯の…歯磨きガム?キシリトール?…あ!クリアクリーンだ!」って言ったやつ。)

 

「性格は夏来と違うのにヤバさのベクトルがなんか似てる!」と当時の私は狂喜乱舞で「ぬおおおおお」と発狂していた。

内山昂輝しかり渡辺紘しかり少し発言が独特で面白い人が大好き)

 

しばらくはひろひろの「ふざけたがり」&「おもしろ発言」が好きだったのだが、追っていくうちに演じるキャラクターの事をメチャクチャ深堀してどう演じるかを考えていたり、話し下手だけどメチャクチャ真面目な面が見えてきて、またギャップにやられたし、「もしかしてひろひろって我々が思っているよりずっと深いのでは?」とますます追いたくなった。

 

そして追っているうちにいつの間にか、

「1日1回ぐらい『ひろひろ好きだ〜結婚してくれ〜』って思ってんだけど、最近どんどん斜め上に行って、『ながにゃんになりてぇ〜ながにゃんになってひろひろとイチャイチャして〜』になってきてるから危ない」

というツイートをするぐらいには好きになっていた。母からは「うわー、草食系だわー、あんたホント草でひょろっとしたのが好きだよねー」と言われた。「なるほどそれもあったか」と納得してしまった。どうやら見た目もドツボだったらしい。(本気を出すとかっこいいのだが変顔写真ばかりで忘れていた当時)

また、この時はひろひろはTwitterをやっておらず(まぁ今も個人垢ないけど)、チョクメも知らなかったため、とにかく他のM声優でひろひろが写りこんでいる写真が上がる度にお祭り騒ぎだった。だからあの時は今以上に熱量が凄かった気がする。

 

そんな中、2017年5月7日(日)に愛知のセンチュリーホールで開催された「THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR 2017 ~BEYOND THE DREAM~」に現地参戦する事になった。

うたプリで現地参戦をした事はあったのだが、この時は初めて1人でライブに行ったため、メチャクチャドキドキしていた。

そして、物販が終わり、16時までどうしようかなとも思っていたのですが、ここで私は見つけてしまったのだ。物販ブースの近くにあったプレゼントBOXコーナーを。

 

ライブ経験が少ないためプレゼントBOXという発想がなかった&Mマスのライブであるとも思っていなかった私は「プレゼントBOX!?!?え!!手紙とか入れてるPさんいる!!物入れてるPさんもいる!!え!?ひろひろとながにゃんのBOXある(当たり前だが)!!ちょ!!手紙!!プレゼント!!渡せるチャンス!!感謝の気持ちを伝えなきゃ!!貢がなきゃ!!」と脳内大パニックになった。そしてここからは自分でも驚くほど思考と行動が早かった。

 

物販早く終わったから時間はたっぷりある、名古屋に行こう→そういえば栄の地下に「ピアノと猫の雑貨が多くて旬っぽい」と思ってた音楽雑貨屋があったな、そこにしよう→音楽雑貨屋を覗き、ひたすら悩みつつプレゼントと便箋を買う→空いてそうな喫茶店に入り、昼食を食べ、紅茶を飲みながらひたすらファンレターを書くってな感じでライブの開場時間まで過ごした。

自分はファンレターを書くタイプじゃないと思っていたのだが、全然そんなことなかった。そしてそのライブでまた何倍も渡辺紘が好きになった。

 

その後もSideMのラジオやライブを見たり、新しい夏来のボイスが出る度にとにかく好き度は増していった。特に「うわっ、好き」と思ったのは、「SideMの声優やスタッフで飲み会をやった時に、ひろひろは満遍なく色んな人に話しかけに行く」というエピソードだ。

(ちなみに「最近どう?」と話しかけるため「最近どう?オジさん」とひろひろは自称している)

 

これってなかなか出来ることじゃないと思う。ひろひろは自分のことを「僕自身は人見知りで、話しかけにいけるのは、周りが話しかけやすい雰囲気でいてくれるから」と言っているんだけど……あーまって、この発言も超イケメンで好き……ごめん話しそれた。

でもこれで助かってる人って沢山いると思うんだ。SideMは徐々にボイスがついていったし、1stライブの時は半分ぐらいのユニットしか声がついていない中でやってたからある程度そこで「仲間」というものが出来上がっていた。「そんな中に自分が入っていけるのか」と思う声優さんも多かったと思う。SideMがデビュー作っていう人も多かったし。

とにかく私はこのエピソードを聞いて「こんなに気遣いの人だったのか」と感動したのだ。しかも本人はその気がないから厚かましくはない。なんて人だ!!

 

と、大暴れしていた中、突如、クラウドファンディングで50000円支援すれば、台詞を4つリクエストして言ってもらえる(しかも個人名を呼んでもらえる)&名前入り直筆サイン色紙をもらえる、というプロジェクトにひろひろが参加する事が発表された。(同棲花盛りで検索すれば出る)

最初は50000円か…と悩んだが(今思うとモバのガシャ天井に比べれば安い)、もうこんなふうに合法で名前を呼んでもらえるボイスをもらえることなんてないかもしれない。こんなふうに直筆サイン色紙をもらえることなんてないかもしれない。そう思い、支援した。

台詞をリクエストするのは恥ずかしかったため、シチュエーションをリクエストして作家さんに台詞を考えてもらうコースにしたが、それでも実際にボイスを聴く時は動悸が止まらなかったし、聴いた瞬間に死んだ。今でも家宝だ。

名前入り直筆サイン色紙も届いた時は家族の前で黄色い声をあげてしまい、かなり恥ずかしかった。父には「松潤みたいなもんか?」と聞かれ、静かに頷いた。

 

また、ひろひろのファンを大切にしてくれるのが最大に伝わってくるのが年賀状だ。

最初はTwitterのフォロワーが「ひ…から年賀状がきた」と呟いていたのを見て、半信半疑で次の年に年賀状を送ったらマジで返ってきてひっくり返った。

しかもこの年賀状、手書きの絵が書いてあって、宛名も直筆。推しに名前を書かれているもいう事実に「バカなんじゃないか?!でもありがとう!!一生推す!!」と思った。

それプラス、最初に送った時に「声優さんに年賀状送るの初めてで」と書いたら、返ってきた年賀状に「初年賀状ありがと!」と書いてあったのだ。「ちゃ、ちゃんと読まれてる?!?!?」と死んだ。こんなの好きにならない方がおかしい。またも家族の前で「ぬおおおおお」と叫んだ。

今年から前年度に年賀状を送った人に年賀状を返す形式にすると言っていたが、ひろひろ無理しないでな…でも本当にありがとう…。

 

 

それからニコニコ生放送で『渡辺紘・中田祐矢の「前だけみてろ!」』、通称「マエミテ」が始まった。「まさかの推しのニコニコチャンネルが開設されるとは!しかも相方は仲良しの中田祐矢!!」とお祭り騒ぎだった。

Twitterでひろひろ好きに出会える事が少なかったため、実際にコメント付きで見て「世界にはひろひろが大好きな人が思ったよりもたくさんいた!!」と涙が出るほど嬉しかったし、視聴者(マエ子・マエ男)の謎の団結力に感動した。

そして、なんとマエミテではひろひろが朗読劇や料理をすると「さすひろ!(さすがひろひろの略)」というコメントが流れるくらい、ひろひろのカッコいいところが見れるのだ。

 

ぶっちゃけ、「ひろひろだよ〜」の人だと思われていると思うが、ひろひろってメチャクチャ器用で、しれっと料理出来るし絵も描けるんですよ。そして手がメチャクチャ綺麗で指が長いから過程を見てるのも幸せなんですよ。

あと「ドキッとさせる台詞」とかも台詞の選び方がメチャクチャ秀逸でファンを殺しにくるんです。マジで。1回聞いてもらいたい。

 

 

さっきから好き好き言っているけど、私はSideMのライブ以外は全然ひろひろの出演するイベントに参戦できていなかった。ファンの定義はないけど、どうしても自分の中で後ろめたくなる事があった。

 

でもそんな中で、名古屋モーターショーでひろひろが石谷春貴くんと一緒にトークショーに出ることが発表された。Twitterで情報が出た時に「まって、ひろひろ名古屋来んの!?!?まじで!?!?!?しかもその日休みじゃん!?!?えっ!?行けるじゃん!?!?!?拝むしかないじゃん!!!っていうか行かないと一生後悔する!!!!」と発狂し、すぐに入場チケットを買った。

自由席だったため、席取り合戦が殺気がすごくてメチャクチャ大変だったが(ヒプのオタクが強かった)、なんとか4列目の真ん中に座ることができた。そしてそこで多分私だけひろひろの応援うちわを持っていたのだが、恥ずかしさと引き換えにメチャクチャひろひろにファンサしてもらえた。

メチャクチャ目が合ったし(多分)、会話の中でプロデューサーという単語が出てきた時に「プロデューサーーーー」と明らかにこっちに向かって手を振られた。無理好き。あれは一生の思い出になった。

 

 

そして今年、冠番組である「渡辺紘のカジュアルトークラウンジ」が始まった。私の応援は微々たる物だったのだけれど、それでも応援していて良かった、と号泣した。

カジュラジはひろひろの良いところが詰まりまくっている番組である。ラジオの冠番組というと、パーソナリティの個性がラジオの色として強く出ると思うのだけれど、ひろひろは「前に出る」より「一歩引いて周りを見守る」タイプのため、ゲストによってラジオの色がガラリと変わるのだ。

また、ひろひろは「自分から進んで話す」のは苦手っぽいけど「話を聞いてそこから広げる」のがメチャクチャ上手いから、他のラジオで聞けなかったゲスト声優のパーソナルな話が聞けたりするのだ。まるで楽屋での会話をそのまま聞いてるかのようなほっこり感も、ひろひろがふんわりした癒しオーラを持っているからこそだと思う。

 

 

…とまぁ、長々と話してきたが、言いたいのは

あんなにカッコよくて優しくて和やかな人なのに、SideMでしか渡辺紘を知らない人は「ひろひろだよ〜」が印象強すぎて他の良さを知らない人が大半なのが本当にもったいない。

ということだ。

もちろん「ひろひろだよ〜」もひろひろが色々と模索してここまで作り上げた物だから大好きなんだけど、その一面が強すぎて他の面が意外と知られてないのがもったいなすぎると思うんだよなぁ…。

 

だから、是非ともマエミテかカジュラジを1回見てもらいたい。両方、生放送またはタイムシフトなら無料で見れるから…。

 

という、渡辺紘限界オタクのまとめでした。来年はもっと推しに会えることを願うばかりだ。

 

 

 

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GRAVITYを入れてみた

 

 

 

また訳もなくTwitterのTLをぼんやりと眺めていたら、「GRAVITYがとても優しい世界で良い。最初にやる診断も楽しい」というツイートを発見した。

 

たしかにGRAVITYは広告で「ここはささやかな優しい世界」と一歩間違えると宗教なのでは?と思うキャッチコピーを最近よく見るようになったし、「SNS疲れをした人へのアプリ」というのも気にかかっていた。

そして極めつけが診断(そこかい)。私は何タイプなのだろう、と気になり、診断だけでもやってみるかとGRAVITYに飛び込んだ。

 

するとそこに広がっていたのは、まさに「宇宙」のような空間だった。

誰もフォローをしていないのにTLに知らない人達のツイートが流れていて、まるで上京仕立ての田舎っ子のような気持ちになった。「何だこの世界!?」と。

しかもアイコンが特定のものしかないから、年齢や職業はもちろん、オタクかどうかなのかもひと目では分からない。そんな人達の呟きがごった煮のようにTLに流れてくるのだ。

 

 

ふむ、なるほど。Twitterだと特定のジャンルの人としか繋がらないからある程度TLの内容が決まってきているけど、ここはそれがないな。現実とSNSの狭間というのか…街中に流れてる人の会話を合法で聞いてるような感じ。これはまた新しい世界だな。面白い。

 

思わずそう呟いた。すると、知らない人から「いいね」がきた。これがTwitterだったら「誰この人!?」となるのだが、GRAVITYでは恐怖を感じなかった。

多分、そもそも「繋がる」という事を重きに置いていない&アイコンが同じものが多いから恐怖感が薄れたからだろうなとは思う。

 

このアプリのいいところは「通りすがりの人の会話を聞くようなライトさ」だと思った。

フォローしなくてもTLに誰かがいるから「フォローしなくていいや」って思うし、「フォロワーもいなくていいや」って思った。その場その場で知らない人の発言に「おっ!いいね!」と思ったら「いいね」を送るぐらいの軽さがいい。

今後変わるのかも知れないが、コメントが来てもその人にコメントが返せないから「コメント返さなきゃ!」っていう圧迫感に襲われないし、RTが出来ないから拡散目当てでツイートをする人もいないし、「いいね」をしても「いいね履歴」がないから何に「いいね」したのか全然思い出せない。

 きっと、SNS大好き人間の中には「なんの意味があるんだ!?」と思う人もいるのだと思う。実際に「飽きた」という呟きや「ここ場違いだわ」という呟きも見かけたから。でもそれがこのアプリの正しい姿だと思った。

だってこれでGRAVITYは説明に「社会的立場や外見などは重要視されません。またフォロワー数による影響力の差もないため、リラックスして自分の気持ちを打ち明けてください。」と書いてあるんだから。

「フォロワー増やしたい!」とか「いいねたくさんもらいたい!」って人には本当に向かないと思う。「そういうのに疲れてGRAVITYに来たのに、それをGRAVITYでやってなんの意味があるの?」って宇宙の民…いや、星?に言われて終わりだと思う。

 

GRAVITYにはSNS疲れしたであろう人が沢山いる。「フォロワーに心配をかけるから」と我慢していたのであろう鬱ツイート・「マウントとかノロケって言われるから」と我慢していたのであろう彼氏・旦那とのラブラブツイート・「フォロワーに嫌われたくない」と我慢していた不満ツイート……そういうのが良く流れてくる。でも不思議とそこまで不快じゃないのだ。多分、他人だから。街中の人混みの一部だから。

(メタ発言すると、GRAVITYでは誹謗中傷や性的内容を含むトークは禁止されてるしそういうツイートをすると運営に消される?らしいから過激な発言は少ないっていうのが1番の理由だろうな)

 

あくまで私の持論だが、知っている仲のいいフォロワーがチクチク言葉を使ったりしていると、知らない人がチクチク言葉を言ってるのを聞いた何倍もショックがデカい。というか、フォロワーだけじゃなくて好きなジャンルが同じでもショックを受ける。

どんなに楽しいライブでも、とあるフォロワーの発言でキラキラの思い出に黒いシミができてしまった時や、同じジャンルの有名なツイッタラーがチクチク言葉を言って炎上して「○○界隈って治安悪いね」と他ジャンルのオタクに言われた時、「Twitterなんてやらなきゃ良かった」と思った。

 

私自身もTwitterで知り合いが増えたおかげで楽しいことも増えたけど、本音を呟く前に一呼吸置いて、呟いて大丈夫か考えないといけないときが増えた。(前に炎上したのもあるけど。)

私のつぶやきでジャンルの治安を悪くしないか、アイコンが大好きなキャラクターだからキャラクターのイメージまで悪くしないか、とかまるで「学校の名前を背負って戦う選手」のような気持ちになってしまうようになった。

 

Twitterって日常生活でリア友や家族に言えないような事も言えるような所じゃなかったっけ?いつからこんなに窮屈になってしまったんだろう?

GRAVITYに出会って、「Twitterに出会った頃、こんな軽い感じで呟いてたな」という事を思い出せた気がした。

 

もちろんTwitterは情報収集や推しジャンルで盛り上がりたい時はこれ以上にないぐらい最強のコンテンツだが、多分Twitterだけだと私の精神は崩壊するだろう。

手が暇になるといつの間にかTwitterを開いて、顔をしかめる日々。でもTwitter中毒だからアプリ消したら強烈な不安に襲われるからこういうのからTwitter離れしていくのもアリかもしれない。

 

RADWIMPSの「だいだらぼっち」という曲に
「一人ぼっちは寂しいけれど みんな一人ぼっちなら 寂しくなんかない 一人ぼっちなんかじゃないから」という歌詞があるのだが、GRAVITYを使用して「こういう事か」とすごく思った。

孤独は嫌だ。でも人と絡むのも面倒だ。そんな時にちょうどいい距離感を与えてくれる素晴らしいアプリだと思う。考えた人はすごい。まぁまだ使って1日しか経ってないけど。


でもまぁ深く考えずに気ままにやろう。よろしく宇宙。