初めて仲良くしていたフォロワーをブロックした

 

正月を迎え、今日、1月2日は私の大好きな「アイドルマスターSideM」の「冬美旬」の誕生日だ。おめでとう、旬。

 

月ごとで変わるガシャに旬が来てしまったため、明けまして課金をしてしまい、軽く後悔に苛まれたのだが、「旬への誕生日プレゼントだ!」と振り切ることにした。またしばらく課金禁だ。ツイステでもエペルくんで爆死してしまったからな。これ以上は旦那に申し訳ない。

 

さて、私が沼に落ちて5年近くになる「アイドルマスターSideM」略してMマスは、ゲームはクソなのだが、アイドル一人一人が「生身の人間なのではないか」と思ってしまうくらいキャラへの深掘りがスゴいのだ。しかもその情報をこまめにこまめに出してくるため、担当アイドルに長年連れ添っていないとゲームをやっていても分からないような細かい情報が普通に転がっていたりするのだ。

 

私はたまにダイマ画像(ダイレクトマーケティング画像・つまり「推しが良いの!皆見て!」と紹介する画像だ)を作ってTwitterに投稿しているのだが、意外と評判が良かったりする。

 

私はとにかく「推しへの愛が深い」と言われるタイプのオタクなため、どうしても作ってるうちに熱が入ってダイマ画像の説明も細かくなってしまい、文字数が多くなってしまう。読みづらくて申し訳ない…!と思うのだが、「細かく説明してもらえてありがたい!」と言われる事もあり、静かに嬉し涙を流している。(文字が多いという意見には「それな👉その通りでござんす👉」と指さしている)

 

SideMにはアイドルが46人もいるため、アイドル全員を追っかけようと思うと、他ジャンルなんて追えないし、覚えてられなくなる。だから、「餅は餅屋、アイドルは担当P」みたいな感じで担当Pに聞くのが一番早いし正確な情報が得られるのだ。

 

 

さて、そろそろ本題に移ろうと思う。

 

「冬美旬」が好きな女の子(以下、Aちゃんとする)と、2年近く仲良くしていたのだが、まさに今日、その子をブロックした。ゲームでのフレンドも全て解除した。とにかく辿られそうな所は潰した。

アカウントのIDも変えようかと思ったが、そうするとライブとかで配るP名刺も変えなきゃいけないから辞めた。1人のためにそこまでするのもバカバカしい。

 

Aちゃんは大人になってから軽いASDがあると診断された子だった。ASDの中でも「相手との距離のつめ方が分からない、当たり前が理解できない」というタイプだった。あととにかく承認欲求が強い子だった。

もちろん、だからといって「うわっ」とか思わないし、それだけでブロックした訳じゃない。そんな浅はかな事をしたら天国のばあちゃんに怒られてしまう。

 

Aちゃんは、私が創作で書いている小説を褒めてくれた「一番最初の私のファン」だった。

ほぼ自己満足で、pixivに挙げても誰にも見てもらえないだろうしと思っていた中で、「あの小説、大好きです!続き待ってます!」と言ってきてくれたのだ。本当に嬉しかった。

 

その会話でそのまま「繋がりましょう!」ってなって、お互い呼びタメOKだったため、タメ口で話すようになった。すると急にAちゃんとの距離が近くなったのだ。

 

「そのアイコン可愛いね♡双子アイコンにしたいから旬くんでイラスト描いて欲しい♡」と言われたのだ。この時点でけっこう驚いたのだが、「今の若者はこういう感じなんだなぁ」と思い、喜んでイラストを描いたし、Aちゃんもアイコンにしてくれた。今思うと、出会って1日目で双子アイコンは攻めていたと思う。

 

その後も、とにかくほぼ毎日リプが来た。私は彼氏にすら週に1回連絡するかどうか、というぐらいメッセージのやり取りが苦手…というか面倒くさがりだから、正直すごくウンザリした。でもせっかくのファンを無下にも扱いたくなかった。たまにリプを放置する事もあったが、そのまましばらく時が過ぎた。

 

実際に会ったこともある。旬の声優である永塚拓馬のサイン会で会い、話した。本当に可愛らしい女の子だった。でも、「あぁ、Twitterのまんまだな。」とも思った。

とにかく自分に関する質問が多い。そしてその上で「なんだと思う?分かるよね?」と聞かれるのだ。いつも「いや、分からんのだが。」と内心で思いながら「うーん、どうだろ。」と答えていた。

 

実際に会ってから特に思うことが多くなったのだが、ちょくちょく「ちょっと執着されてるのかな?」と思う時があった。

質問箱を設置すれば明らかにその子からであろうメッセージがたくさん来て、マシュマロを設置してもその子からたくさん来た。匿名だろうがすぐに分かるのだ。

しかもその度に「まだ1回しか会ってない🥺電話したい🥺」「小説の続き待ってる!!」「合同作やりたい!!」というメッセージがかなり来たのだ。

 

私にとってはこれが凄まじくしんどかった。さっきも言ったが私は頻繁に連絡を取る事が嫌いだ。電話なんてさらに嫌だ。だから「電話は苦手なんだ。ゴメンね。また会った時に話そう」と返した。

(あと私は🥺←の絵文字をネタ以外で多用する人とはあまり関わりたくないのだ!!この絵文字腹立つよな??何も可愛くないよな??)

 

小説の続きも、待ってもらえるのは本当に有難いのだが、あまりにも言われると「私が1番待っとるわい!!ネタが降りてこんのだわ!!」となってしまうのだ。しかもこの時は日々残業してたから小説を書く時間が全然なくて、余計にイラッときてしまった。合同作も同様だ。

 

 

また、これはたまたまなのか本当に分からなかったのだが、Aちゃんが「お祝いでおばあちゃんに買ってもらったー💕💕」と、私と同じブランドの全く同じリュックの写真をあげていた時には背筋が凍るかと思った。

「えっ?たまたま?たまたまなの?でも私が前に自分のカバンの写真をアップした時にふぁぼしてたよね?え?怖いぞ?」と思いながらも、「えっ!まって!!私まったく同じリュック持ってる!!www」とリプを送ったら「ホント!?びっくり!!おそろっち!!」と返ってきたため、真意は分からない。

でももし「知ってて買った」としたら本当にストーカーじみてて怖いし、「本当に偶然」だったとしても疑ってしまった自分が許せない。結局「同じリュックを背負って推しイベで会う」という事はやらないまま終わった。

 

 

Aちゃんは同担拒否が酷い夢女子だったのだが、なぜか私だけは唯一、旬の話も永塚拓馬氏の話も出来たらしい。だから余計に執着されたのかもしれない。

 

私もそういった事情を知っていたし、この頃にはけっこうな付き合いになっていたから、ムカついても何も言わなかったし縁も切らなかった。

 

 

だが昨日、縁を切ろうと決意した出来事があった。

 

正月が明け、寝ようと思ったのだが、SideMで旬ガシャに興奮し、刀剣乱舞で泛塵くんが鍛刀できて大興奮したせいで、2時になっても全然寝れなかった。そこでTwitterで「寝れぬ」と呟いたら、同じ市に住んでいるSideMオタクのBちゃんから「もくりする?」と誘われた。

 

「もくり」はAちゃんに教えてもらったアプリだった。最近、創作する人を中心に流行っているのだが、これはもくりで部屋を作れば、もくりで登録している友達に通知が行き、友達であれば自由に出入りしてお話できる通話アプリだった。

Aちゃんは私との電話を諦めていなかったのもあったのだろう。でも私もこのアプリは気になっていたためインストールしAちゃんは友達登録した。その時に友達候補にBちゃんが出てきたので友達申請していたのだ。

 

ちょうど眠れないし、もくりも試してみたかった私は、もくりで部屋を作り、BちゃんとSideMの話をして盛り上がっていた。

だが、そんな時に通知音がし、Aちゃんが部屋に入ってきたのだ。

 

私は「マズい」と思った。なぜならBちゃんはHSP(感じる力が強すぎるため、些細な事がストレスになってしまう人)だからだ。(歳下なのだが私よりしっかりしていて真面目な子だし、話しててメチャクチャ楽しいから何も問題なく友達をしている。)

繊細で地雷が沢山あるBちゃんと空気が読めないAちゃんが会ったら、確実にBちゃんのストレスになる!と思ったのだが、気づいた時にはもう遅かった。

 

AちゃんはBちゃんに最初からタメ口で会話をした。私とBちゃんがタメ口で話してるから良いと思ったのだろう。Bちゃんも多分だけど合わせてタメ口で話してくれたから良かったが、正直ヒヤヒヤした。

「年齢が分からない&初対面の相手にタメ口でいくか…!?」とビックリした。でもAちゃんだからまぁしょうがないな、とも思った。

 

そしてその流れで「Twitter繋がりたい!ゲームもフレンドになりたい!」と立て続けに言っていた。BちゃんがTwitterで検索した時に「あれ、Aさんブロックしてる!」と言った時に「やっぱりか!!」と肝が冷えたのだが、Bちゃんはその場は「多分誰かと間違えたんだと思う!ゴメンね!ブロック外すね!」と言ってくれた。本当にBちゃんには気を使わせてしまったと思う。

 

その後もAちゃんはBちゃんに立て続けに質問をした。Aちゃんは、私とBちゃんがよく会っている事も知っていたし、写真をあげている事も知っていたため「今、Twitterの写真見てるんだけど、Bちゃんってどの子?」と聞いてきた。

Bちゃんは怖かったと思う。だっていきなり知らない人に「写真のどの子?」って聞かれたんだもん。私も「いやいやどの写真よ!こわ!」と、つい言ってしまった。

 

そのうえで、「私、お父さんの実家がそっちの方なんだ。そっちへ行く時は2人に会いたいな〜!」と言ってきたのだ。正直引いた。かなり引いた。

え?Bちゃんと始めましてだよね?まだ全然話してないよね?出会い厨じゃんまるで?…と、ポカンとしてしまった。多分、Bちゃんも同じ事を思ったのだろう。2人で「うーん…」と返してしまった。

 

実は、Aちゃんが会話に入ってきた時から、「あれ?Aちゃんってこんな話し方だっけ?」と異変を感じていた。とにかく聞き取りづらいのだ。ものすごく悪く言うと、「吃音症の話し方」になっていた。声が終始震えて言葉が連続で出ていたし、よく噛むし、「えっと」が多かった。何かに怯えてるような、切迫してるような、変な興奮の仕方をしているような、そんな話し方だった。ちょっと怖かった。

初対面の人がいるから緊張してるのか?とも思ったけど、私の時は違ったから考えづらかった。

前に会った時はそんな事なかったのに、どうしたのだろうと不安になった。大学も辞めたと言っていたし、まさか精神病にでもなってるのではないか、と。でもそんな事聞けなかった。最近彼氏が出来たと言っていたし、違ったら失礼だし。

 

なんとなく、脳裏に「お手上げ」という文字が浮かんでしまった。

3時頃に「いい加減寝なくては」と思い、もくりを切り上げて寝たが、脳内はずっと「マズかったかもしれない」とグルグルしていた。

 

起きてTwitterを開くとBちゃんが「フォロワー整理をする」「ヤバい人と繋がってしまったかもしれない、フォロワーの友達だからって安易に教えるんじゃなかった。早いうちにブロックしよう」と、明らかにAちゃんの事を呟いていたため、私はDMで

 

「この前はもくり、ありがと〜!
あと変に気を使わせちゃってゴメンね🙏🙏🙏

まさかAちゃんが来るとは思わなくて私も動揺してしまったし、あの子私のフォロワーの中でも、かなりっょぃ子だから…😇

もうブロックしたかもだけど、全然ブロックしていいからね!」

 

とBちゃんに送った。

 

Bちゃんは「お構いなく〜!!もうブロックしてるから大丈夫!!心配かけてごめん!!」と言ってくれた。Bちゃんが自衛がちゃんとできる子で本当に良かったと思った。

 

でも、私は本気で「今後、またこういう事が起きてしまったら大変だ。」と考えた。

私がイラついたりするのはまだしも、仲のいい友達が傷つくのはダメだ。もういい加減に踏ん切りをつけよう。そう思った。

 

幸か不幸か、LINEなどは教えていなかったためTwitterやゲームでブロックすれば縁は切れる。今までフォロワーにブロックされた事はあってもブロックした事はなかったから、かなり勇気はいった。でも、やってしまえば「こんなものなのか」とも思った。こんなにも希薄な縁だったのか、と少し寂しくも思った。

 

でも、希薄で軽いからこそ、良さがある。

 

それこそBちゃんとは話してると年齢なんて関係ないから同じくらいの年齢のテンションで話してるんだけど、いざ「万博の時に何歳だった?」って話になると「うっそ!!まて!!私はこの子と8歳も離れてるのか!!」って事がザラにあって、衝撃を喰らう。

でも、そんな歳下の子とも構わず話せるのがTwitterの世界だし、同世代と話してるだけじゃ見つけられない視点の話とかも聞けるから本当にありがたい。
趣味は年齢という壁をぶち壊してくれる最高のコンテンツだなぁと改めて感じれる。

「歳下のフォロワーも、歳上のフォロワーも、皆ありがとう。」と思える。これは風のように軽い繋がりだからこそだと思う。

 

Aちゃんはきっとブロックされてる事に気づくと思う。ショックを受けると思う。でも私はBちゃんと縁を切るぐらいならAちゃんと縁を切る。どっちも切らない、守りきる、なんて事が出来るほど私は器用じゃなかった。

 

綺麗事かもしれないが、AちゃんとTwitterで会った事で色々学べた。きっとAちゃん繋がりで仲良くなったフォロワーもたくさんいる。だから感謝してる。ただ、今後はさようならだ。別々の道で旬を応援していこう。

 

明日で私はMマスを始めてちょうど丸5年になる。きっとこれからも色々な事があるんだろうけど、私は私らしく。自分の信念をしっかり持って、歩んでいきたい。そう思った。

 

 

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